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2007年09月09日

福祉ビジネスの闇

先週、父が亡くなりました、57歳というこの世を去るにはまだ早い年齢です。
悲しいことに、自分で命をたつという、残されたものが一番悲しむ去り方です。
昨日、初七日が終わりこちらに帰ってきたのですが、父とは高校を卒業してからずっと一緒にいる時間がなかったので、生活に変化がないのが皮肉なもんです。
遺書がありました。
父は、福祉関係の仕事を長くやってます、昔は福祉といえばボランティアというイメージでした、が、必要とする人が年々増加するため社会問題となり注目を浴び、現在ではビジネスとしての色が濃いです、それはそれでよいのですが、営利がはいってくると、この仕事ほど難しいものはないのだなぁ、と考えさせられます。
あるエピソードをお話します。
ある身体障害者の福祉施設で、入居者が食事中におしっこをもらしました、基本的に食事の前におしっこをするのがルールなのですが、そういうこともあります、しかし問題なのはそのあとの対応でした、その方の担当する人がいった言葉が、
”おいおい、なんで小便もらしてんだよ、しかもよりによって俺が当番のときに、飯を食うまえに小便しろっていってるだろうが、腹がたつ”、と
その入居者は言葉がわかりません、だから何をいわれているのかわからないそうです。
仕方のないことですが、介護をする人も人間なのでストレスもたまるし、イライラしてあたることもあるとおもいます、だけど、そこに相手を思いやる気持ちがないと、福祉施設は幼稚園や保育園とは違って刑務所のようになってしまう。
また、病院系列の福祉施設になるとさらにひどく、入居者=固定資産となり不要なクスリにより、精神病が悪化するといったことも。
父は、古くからこの仕事をやっているので、昨今のこの状況に絶望と同時にずっと闘ってきたみたいです、闘うということは派閥を生みそれにより、相手の悪口やら嫌がらせと戦う。
自殺をするまえに、その苦しみに気づいてあげれなかったことが無念です、
だけど、父が闘ってきたこの闇については激しく憤りも感じるのですが、じゃいったい僕になにができるのかというと何もおもいつかず、自分の力のなさに嘆くのみです。

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Posted by ひじりん at 17:25│Comments(0)駄文
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